歳時記1/24(24ぶんの1)きたみなみ Risshun 立春

2月4日  立春、目覚めの息吹

立春、札幌は冬のイベント? 雪まつり

札幌は本日2月4日から、建国記念日の2月11日まで「さっぽろ雪まつり」が開催されています。さっぽろ雪まつりは、北海道札幌市の冬の一大イベントであり、昨年の開催期間中の来場者数は232万7千人でした。

来場者は、北海道内からはもちろんのこと、本州や国外からも多数の方々が来札され、市内中心部の大通公園会場はじめ最寄の地下街など、街中が来場者であふれかえります。

今年の雪まつりは、当初雪不足と陽気で雪像準備が心配されていたようでしたが、寒の入りに入り真冬日が続き、最近の記録的な大雪もあってか、雪不足は解消されて雪像は着々と制作されていき本番を迎えたところです。

さっぽろ雪まつりは、北海道札幌の冬を代表するイベントなのですが、立春に入って開催されているので、実は春先のイベントになるのだと思いました。

節分が終わって立春。2月は梅の開花を迎える季節というのですが…

本州では立春を過ぎると、梅などの春を告げる花々が咲き始めます。しかし、北海道はまだまだ雪景色で銀世界です。北海道の長い冬を過ごしていると、九州にいた時の雪のない2月を思い出し懐かしくなることがときどきあります。

梅の名所となっている場所が、九州にはところどころにあります。なかでも福岡の太宰府天満宮は、菅原道真の飛梅など梅の花の名所になっています。天満宮に至る参道には、食事処やお土産屋さんが軒を連ね、名物の「梅が枝餅」もこの季節に味わうと格別です。

私の実家がある佐賀県にも、小城市に牛尾梅林という名所があります。佐賀平野が広がる小高い丘の上に約五千本の梅の木が植え広がり、梅が開花した小春日和の時には、夢心地を感じて散策したことが思い出されます。

現在住んでいる札幌市にも近くに平岡公園という広大な園地があり、そこに約一万二千本梅の木が植栽され梅園になっています。開花はGW頃で、その頃に、当地で「ひらおか梅まつり」が催され賑わいます。梅と桜がほぼ同時期に開花し、5月に入ると緑地が色々な種類の花々で一気に彩られていくのが北海道の特徴だと思います。九州と北海道は春の花の咲き方に違いがありますが、どちらも私は特徴があって好きです。

立春となり、季節のはじまりに何を食べようか…

「立春の食べ物」で検索すると、「立春大吉」といい、縁起物には白い豆腐が邪気を払うとあったり、桜餅などの生菓子も縁起物であるとAIが紹介してきました。ふきのとうや菜の花などのも旬の食材であると教えてくれました。

今すぐ摘み取りたいところですが、ただこれらの春の食材は、北海道では路地物がまだないので、食べたければスーパーなどで本州産のものを買って食べるしかありません。

実際に北海道で路地物として、ふきのとうは、3月の中旬を過ぎて雪が溶けて草原が見えてくる頃に地面から顔を出してきます。

また、菜の花は5月中旬以降につぼみが現れ、夏になっても道端に咲いている姿を見かけるのです。北海道では菜の花は、もはや春の花ではないように感じてしまいます。

立春に志す…。季節を五感で感じる暮らしを望みたいと思う。

立春を過ぎて寒さが緩みはじめて、こらから少しずつ暖かくなっていくことでしょう。

北海道はまだ雪に閉ざされてはいるものの、太陽の光は次第に明るさを増していき、雪の中で眠っている草花たちに目覚めを促しているのかもしれません。

しだいに明るくなる光が目に映る陰影をはっきりとさせていきます。

雪解けにより水の流れが聞こえてきます。

雪原の下は春の準備をしているのか。土の匂いが何となく漂っているように感じます。

雪原を流れて肌にあたる風はまだ冷たくても、衣服にあたる陽光に体の中は、ほかほか。

食べたいな、立春の旬を味わおう木の芽のほろ苦さ。

冬場に体に溜まっていた毒を排出してくれと思います。

季節が移ろい流れていく一瞬一瞬を五感で感じながら、そして自然の恵みに感謝しながら過ごしたい。そう思える日々を送っていきたいと立春の日に思いました。

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