歳時記1/24(24ぶんの1)きたみなみ Shosho 処暑(しょしょ) 

夏の終わりのクラゲたち

8月23日  処暑(しょしょ) ”End of Heat” ー 夏の限りを尽くす ー

処暑、きたみなみ(九州と北海道)

処(ところ)により、暑さが続くのか

まだまだ、暑い夏が続いています。気象に関する話題といえば、猛烈な雨が各地で降り、被害をもたらしているニュースが絶えません。

自然現象ではあるものの、もしもの時を考えて、災害から身を守るための備えを心がけておく必要もあります。お互いに周り近所にも配慮を意識したいものです。

九州・佐賀にいた頃の処暑の記憶

8月の下旬でも、夏日が続いて暑かった記憶があります。夏は猛烈に汗をかくものと覚悟していました。

かれこれ30年前になることですが、結婚した頃は、我が家にクーラーがなかったので、夕食後に家族で夕涼みによく出かけました。

夕涼みとはいっても、外で風にあたるのではなく、車で夜のショッピングモールに出かけて行って涼んだということです。懐かしい佐賀にいた時の思い出のひとつです。

もうひとつ、処暑といえば、クラゲの記憶!!

「盆明けに海に入んな!クラゲに刺さるっけん!(佐賀弁で、盆明けに海に入るな。クラゲに刺されるからの意)」とよく言われたものでした。

クラゲには色々な種類がいますが、8月中旬ごろから下旬にかけて、毒を持って刺すタイプのクラゲに注意しなければならないといわれています。

実際に高校生の時に一度、泳いでいて肩や背中を刺されました。電気が走るような痺れがありました。海からああがると、背中が赤く腫れてヒリヒリとしばらく痛かったことを覚えています。

妻も刺されました。我が家の処暑の記憶

妻の場合はもっと酷かった記憶があります。右手首が刺されて、5〜6年ほど跡が残りました。病院に行って治療しました。医者が「これは珍しい」と言って患部を撮影したということだったので、家族史に残っています。

だから、夏の終わりの処暑の頃の記憶といえば、やはり九州ではクラゲに刺されたということがベスト10の一つになります。

北海道の処暑はというと

今日は、札幌も日中は30度を超える真夏日になりました。しばらくは25度を超える夏日が続くようですが、九州と比べればやはり涼しいと思います。

日中は蝉の鳴き声が響きますが、夜になると鈴虫などの秋の虫の鳴き声が聞こえてきます。昨晩は娘を迎えに車を走らせていたとき、赤信号で停車中に中央分離帯の植え込みから窓を閉めていても、鈴虫の鳴き声がしっかりと、存在感をもって聞こえてきました。

北海道のリアルな処暑の体験記

さて、昨日22日土曜日に、午前中10Kmほど歩いてきました。動機は歩数稼ぎでした。JAL Wellness& Travel(ウェルネス&トラベル)で、いつも歩数をマイルに変えて貯めているのですが、金曜日の夜の時点で、あと一万五千歩でウィークリーマイルが六万歩に達するとわかったからです。

一晩寝ている間に、一度自転車で走ってみたかったサイクリングロードを歩いてみようかと思い、決行に至りました。

スタート地点、地下鉄東西線ひばりが丘駅から

いつもの生活歩数のつもりでは、怪我をするのは必至の事です。準備体操をしっかりと行い、水分と携帯食を準備をもって出発しました。札幌市白石区から厚別区にかけて、南郷通と並行している白石サイクリングロードは、最終的に北広島駅まで伸びています。ひばりが丘駅を起点にスタートしました。

陽だまりロードに入ります

厚別区の区間は、陽だまりロードと呼ばれています。清々しい晴天の朝でした。6時45分頃、思ったよりも人が多かったことに最初驚きました。ジョギング、サイクリング、犬の散歩、試合へ向かう野球少年たちの行列などの姿が見れました。また、道沿いの花壇に水を与えている住人の姿も見られ暮らしの歩道の趣きを感じました。

スポーツ公園は駅の名残りだろうか

この道は、かつて旧国鉄の線路が通っていた跡地だったので、途中に駅があったであろうと思われるように用地が広くなったところがあります。厚別南公園は、野球場やテニスコートが並んでいました。前を歩いていたユニフォーム姿の野球少年たちが、球場に入って行きました。テニスコートでは早朝テニスに汗を流す若者たちの姿もありました。公園の一部に大きな木があったので、思わず写真を撮りました。この木は、もしかしたら国鉄の時代から現在まで見守っているのかもしれないと感じました。

森林を貫きまっすぐ伸びていく道

今はアスファルト舗装されたまっすぐな散歩道ですが、かつて線路が敷かれ、あらゆる物資がここを行き来していたのだろうと想像させます。上野幌駅の付近でしょうか、右手には新しいお寺が建築されていました。北海道には珍しく瓦屋根の建物がいくつも建築中でした。屋根の方々に鬼瓦がしっかりと組まれた新しいお寺は、今どき珍しいと思い、少し立ち止まって見学しました。

原生林の森を通過する

北広島市に入ると、道の名称はエルフィンロードに変わります。「エルフィン」とは、小さな妖精のことです。上野幌駅の先からしばらく、特別天然記念物野幌原始林を右手に見ながら進んで行きます。熊の出没が騒がれる昨今、多少警戒心もありましたが、結構この日は、スポーツサイクルやジョギングで行き来する方々とすれ違ったり、また追い抜かれたりとあり、一人ぼっちになることがありませんでした。残念ながらエルフィンに会えませんでした。(微笑)

自転車の駅

処暑の暑さよりも、晩夏を感じました。

エルフィンロードで中継地点となっている場所が、自転車の駅、つまり車で言うと道の駅のような存在です。もう一万歩以上歩いたようです。ここで長めの休憩をとりました。トイレも座れる場所もあったので、おやつを食べました。

時折親子連れの自転車の家族やジョギング、スポーツサイクルなど、結構頻繁に人の顔を見かけます。時々挨拶をしてくる方もいらっしゃったので、こちらの方も笑顔で挨拶を返しました。

ランニングやウォーキングをしている人たちは、どうやら北広島方面から来て、ここが折り返し地点のようです。Fのついた帽子(キャップ)が何人か見られます。Fは日本ハムファイターズのFです。

エスコンを横目にしながら

さて、しばらく歩くと、この先エスコンフィールド北海道の看板が見えてきました。エスコンに入らずに、エルフィンロードを道なりに進みます。陸橋を渡り千歳線の北側を歩いて行きます。巨大な野球場の周囲にさまざまな施設が立ち並び、まだまだ建設中のものもあります。球場前に新設のJR駅がつくられています。球場の線路を隔てた先に工場群があり、私はとても驚きました。NHのイニシャルで、東日本フード株式会社の建物が広がってます。つまり、日本ハムの食肉販売部門です。きっとこの駅を降りた人たちは、NHの看板を無意識に見ていくのでしょう。

北広島駅に到着。さて、歩数は?

しばらく歩くと北広島駅に到着です。向かいから球場に向かっていく何組もの人々とすれ違って行きます。もうすれ違いさまに挨拶をする人はいません。北広島市役所が見えます。庁舎の最上階に石屋製菓のカフェがあると聞いていましたが、今日は市庁舎が休館なのでカフェも休業です。次回の機会に行きましょう。

さて、北広島駅に到着し、木陰のあるベンチで歩数計を見たら、一万八千歩でした。ノルマ達成です。

帰りは冷房がきいた乗車客の少ない各駅停車の電車に乗りました。気持ち良すぎて、即爆睡してしまいました。

クラゲのように海に浮かんだような夢心地になりました。

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