6月21日 夏至(げし) ”Summer solstice” ー 夏至=至りて戻る日 ー
夏至が過ぎてしまいましたが、ミッドサマーです。
21日は夏至でした。そうこうしているうちに6月24日になりました。北欧ではこの日からミッドサマーに聖ヨハネ祭と呼ばれる真夏の祭りが開催されるといいます。
夏至は北半球でいちばん昼間が長い日で。「至点=ソルスティス(solstice)」、つまり昼の長さが最大点に達した日なので、ここからは少しずつ短くなっていきます。(図参照)

ただ、暑さは、これから約一ヶ月ばかり強くなります。温められた地球上の水や大気が温められたので、冷めるのに時間がかかるからです。
きたみなみ、九州・佐賀と北海道・札幌の夏至
佐賀に住んでいた頃は、夏至の時期に、あまり夏至を実感していませんでした。何せ、梅雨時期なので、太陽があまり顔を出さなかったことが原因だったのかもしれません。
北海道に引っ越してきて、驚いたのは、朝の明るくなる時間が早いということでした。朝3時台には明るくなるので、遮光カーテンを買ってつけたこともありました。実際に夏至の日にどれくらい日の長さが違うのか、比べてみます。
九州・佐賀市の夏至の昼間
佐賀市は、北緯33度の地点にあります。
6月21日の最低気温は23度、最高気温は28度でした。
天気は晴れで、湿度は40%と記録されています。
梅雨の時期としては、わりと湿度が低めのような感じです。
日の出は、5:08 、
日没は、19:32 でした。
可照時間、つまり昼間の時間は、14時間24分でした。
北海道・札幌市の夏至の昼間
一方、札幌市はといいますと、北緯43度の地点にあります。
同じく6月21日の最低気温は14度、最高気温は25度でした。
天気は晴れのち曇りで、湿度は40%と記録されています。
同じ湿度ですが、私の肌感覚からすると、佐賀よりもカラッとしています。さすが梅雨のない北海道らいしい気候です。
さて、続けますと、
日の出は、3:55 、
日没は、19:18 でした。
昼間は、15時間23分で、
佐賀市よりも1時間ほど長い昼間でした。
北海道に住んでみて、ようやく夏至の昼の長さを実感
緯度と経度(南北と東西の地球上の位置)は、
佐賀市が北緯33度、東経130度、
札幌市が北緯43度、東経141度 と違いはありますが、
やはり緯度の違いで、北海道の方が夏至の昼間の長さが長いと感じました。日の出・日没の時刻の差は経度の違いもあります。
どれくらい昼が長いかは、以上の数値からも言えるということです。
6月24日の聖ヨハネ祭について
聖ヨハネは、イエス・キリストに洗礼を授けた人物です。救い主メシアの到来を告げ知らせたひとりでもあります。洗礼者ヨハネとか、バプテスマのヨハネとも呼ばれています。
彼の出生についても、新約聖書のルカ福音書の1章に物語があります。イエスの母マリアが天使ガブリエルからお告げを受ける半年前、ヨハネの父ザカリアもまた天使ガブリエルからお告げを受けていました。
そこで、イエスの誕生日であるクリスマスの半年前あたるこの頃に、聖ヨハネのお祝いがキリスト教世界で祝われるようになったということです。
夏のクリスマスとも呼ばれているということです。
日本の夏至
さて、夏至を終えた日本での伝統行事については、夏越の大祓え(なごしのおおはらえ)という厄災を祓う儀式があります。地域によって違いはありますが、神社に茅で作った大きな輪が置かれ、そこをくぐって厄を払い、身を清めます。夏の暑さから健康を守る風習が今も受け継がれているのです。
夏至の朱雀(すざく)
四季の基点に合わせて、今年は四聖獣を描いているので、この夏至には朱雀を描いてみました。聖ヨハネや、夏越の大祓とは、関係性について特に述べることはありませんが、アジアの宇宙の一つの概念として載せたいと思いました。
皆さん、本格的な日本の夏を健やかにお過ごしください。



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